よくある質問

全般

P3製品の優位性は?

P3は用途に応じて、さまざまなフランジプロテクターをご提供しております。P3のflangeDOTS は自己粘着性、粘着面のフィルムをはがして保護したい部分に貼り付けるだけで簡単に装着できます。 樹脂製の押し込みタイプの保護材とは異なり、しっかりと固定されます。粘着剤に配合されたVCIが、防錆・防食効果を高めています。flangeBUMPER は、フランジを保護する硬質タイプの保護材で、結束バンドやmultiNUTSで簡単に取り付けることができます。耐候性と耐紫外線性に優れていながらflangeBUMPERはとても軽量、大きなサイズのものを設置する場合でもリフトなどを必要としません。

フランジの清浄方法は
  • フランジ面のサビは、クエン酸系で防錆剤が添加されている液体錆落とし剤(コーテックVpCI-423)などを塗布します。
  • 錆び落とし剤が効果を発揮するまで1-2分待ちます。
  • 毛先の柔らかい真鍮製のワイヤーブラシやスコッチブライトで、フランジ面を溝の方向にこすります(開先はこすらないでください)
  • 必要に応じてタオル・ウェスなどでフランジ面を拭き、コーテックVpCI-423を再度塗布してください。 *サビがひどい場合は、必要に応じて繰り返してください。
  • フランジ面がきれいになったら、コーテックの水性アルカリクリーナーVpCI-414・VpCI-416の水溶液を用い、タオルなどで拭き上げてください。
  • 乾拭きします
おすすめのサビ落としの方法は?
  • エレクトリコアVpCI-239をスプレー、VpCI-422に浸漬、VpCI-423を塗布します。
    (VpCI-422は大きな浸漬槽に適しています。VpCI-423は浸漬できない垂直な面によく付着します)。
  • サビの度合いに応じて、数分から1時間*放置します。
  • サビとさび落とし剤を拭き取り、必要に応じて基本的なスクラブパッドまたは真鍮製など柔らかいブラシで軽く磨きます。
  • VpCI-414, VpCI-416, VpCI-418 LMなどのアルカリ性クリーナー溶液(水で5%まで希釈)ですすぎ、残留物を除去し、点サビの発生を防止します。
  • 必要に応じて繰り返してください。

さび落とし剤(溶剤系)

  • コーテック VpCI-239
    • 可燃性のエアゾール製品として適切に保管
    • 薄膜の防錆皮膜が、保護効果を継続

水性さび落とし剤(環境対応型)

  • コーテックVpCI-423ゲル(タレ状、逆さでも使える)
  • コーテック VpCI-422 (500cc-19L)

水性クリーナー/ディグリーザー(不燃性)

  • コーテック VpCI-414
    • コーティングを除去し、塗装面には影響を与えない。
    • サビ落とし後の腐食再発を防止
  • コーテック VpCI-416
    • アルカリ性洗浄剤
    • 使用後、最大6ヶ月間の腐食防止が可能
  • コーテック VpCI 418 LM (要希釈)
    • アルカリ性重質洗浄剤
    • 消泡型
フランジ面のリサーフェイス・再加工は?

PCC-1の検査基準を用いて検査した結果、ガスケットシール面が最低基準を満たさない場合、PCC-2ではフランジ面のシール面を許容基準内に戻すための機械加工/表面仕上げが認められています。フランジの機械加工は、フランジから金属の層を取り除き、新しい表面形状(グラモフォン)をフランジの表面に切り戻します。

平面座(RF)フランジをASME B16.5/B16.47の基準内に戻すには、専用のフランジ加工機(リフェーシング装置)が必要です。フランジ加工機はフランジの内側か外側のどちらにも設置可能で、設置方法によって、加工ツールを保持する回転アームと、外側のリングの周りを回転するユニットを使い分けます。アームは、加工するフランジに合わせて選定します。フランジ加工機のアームはフランジ面の周りを回転し、ゆっくりとフランジ面を加工します。

より一般的なリフェーシング装置のサプライヤーを以下にリストアップします。

  • CLIMAX / クライマックス
  • E.H WACHS
  • HYDRATIGHT / ハイドロライト
  • MIRAGE MACHINES / ミラージュマシン
  • OKANO / 岡野バルブ
  • TVE
フランジの検査方法は?

P3- GITとは、Gramophone Inspection Toolの略です。このツールは、フランジが検査に合格しているかどうかを確認するのに役立ちます。ご覧のように、これは圧力クラスが150ポンドまたは300ポンドの8インチフランジに使用されています。

切り取られた窓からは、ガスケットのシール面がフランジ面と接触する検査で最も重要な場所が確認できます。この部分に損傷が見つかった場合、再研磨が必要となる可能性があります。ただし、窓の外側のフランジ面にある損傷は許容範囲であり、検査に合格します。GITの側面にあるマークは、ガスケットシール面を表す10%刻みです。重、中、軽のダメージパーセントはasme PCC-1の表を参照してください。ここでは、スパイラル巻きのガスケットがフランジ面の面積にどのように収まるかをGITで示します。

まず、GITツールの上部をフランジの座面に合わせます。ガスケットがフランジ面のどこに位置するかを描き、欠陥が重要な部位にあるかどうかを確認します。次に、目に見える損傷に印をつけ、それがガスケットの重要なシール面内にあるかどうかを確認するために、ツールを使用します。もし、その傷が窓の中に入っていなければ、その欠陥は合格とします。

フランジが破損する原因にはどのようなものがありますか?

フランジ破損の主な原因は、機械的な損傷 と 腐食による孔食の2つです。

機械的損傷は、フランジ面に直接物体が接触した場合に起こります。玉掛、輸送中の不適切な固縛、据え付け時のフランジの位置合わせ、ブラスト/塗装工程での養生不足などでよく発生します。

腐食による孔食は、フランジ面が湿度や雨、海塩粒子などにさらされることで 発生します。

隙間腐食は、隙間部分での酸素不足や多量の塩化物が原因で、このような環境では、耐食性のある金属でも腐食には耐えられません。ガルバニック腐食(異種金属接触腐食)は、異種の金属を電解液中で接触させたときに発生します。この接触により、一方の卑な金属は陽極(アノード)として働き、通常よりも早く腐食し、もう一方の貴な金属は陰極(カソード)として働き、遅く腐食していきます。

フランジプロテクターとは?

フランジプロテクターは、フランジ面を腐食や損傷から保護するものです。 Precision Piping Productsでは、3種類のフランジプロテクターを提供しています。

  1. 自己粘着型フランジプロテクター:flangeDOTS+VCI flangeDOT+Tag+VCI
    • 粘着面のフィルムを剥がして・貼るだけ
    • 粘着剤に防錆剤を含有
    • 剥がした後の”のり残り”がない
  2. マグネット式フランジプロテクター:フランジMAGS、パドルMAGS
    • 炭素鋼用途のみ
    • 裏面マグネット付き
    • PaddleMAGSは手の怪我を防ぐための「取っ手」付き
  3. 硬質フランジプロテクター:flangeCORR、flangeBUMPER、flangeBUMPER+Gasket
    • flangeCORRは中程度の衝撃保護
    • flangeBUMPERSは、重要なフランジを高い耐衝撃性で保護します。
    • flangeBUMPER+Gasketは、背面に独立気泡のガスケットを装着し、高い耐衝撃性とともに密閉性を実現しています。
ベストのフランジプロテクターは?

フランジバンパー+ガスケットは、当社の製品の中で最も強固な保護機能を備えています。 フランジバンパー+ガスケットは、フランジシール面を付属の独立気泡フォームガスケットで保護し、さらに最も強固な衝撃保護機能を備えています。耐紫外線性があり、結束バンド、フルサイズボルト、マルチナットで取り付けることができます。フランジバンパー+ガスケットを取り付ける前に、フランジ面にコーテックVpCI-391を塗布しておくことをお勧めします。

フランジBUMPER+ガスケットのメリット

  • フランジ面を保護
  • パイプを清潔で乾いた状態に保つ
  • 衝撃保護
  • 装着が簡単で軽量
  • 再利用可能
  • 耐紫外線性
VCI / VpCIとは?

VCIとは、Volatile Corrosion Inhibitorの略で、気化性防錆剤のこと。 VCIは、金属の表面部分に目に見えないバリア被膜を形成、不働態化することで、腐食の発生を抑制する化学物質です。VpCIはVapor Phase Corrosion Inhibitor(気相腐食抑制剤)の略であり、CORTEC CORPORATION社の登録商標。 独自技術の気相腐食抑制 / 気化性防錆剤は、接触部分だけでなく 密閉空間内にある金属表面をも腐食から保護します。

製品

flangeDOTSとは?

flangeDOTSは、貼り薬型の柔軟性のある自己粘着性フランジプロテクター。 フランジのブラスト、塗装前、フランジRF部のマスキングに使用するなどでサビ・キズから護り、スプール配管、バルブ、容器内部を、加工工程中から輸送後まで、異物の侵入を防ぎます。

flangeDOTSは 平ボディーのトラックやトレーラーでの輸送中、フランジから外れませんか?

大丈夫です。flangeDOTSは 45M/秒という台風並みの風速でもフランジにしっかり貼りついていることを私たちP3は検証しています。

flangeDOTSは ブラストや塗装のマスキング用として取り付けた後、乾燥・硬化させなければいけませんか?

いいえ。乾燥などは不要です。貼り薬型のflangeDOTSは、粘着面のフィルムを剥がして、キレイな表面に貼るだけです。 直ぐに次の工程に取り掛かれます。

flangeDOTSの取付けは簡単ですか?

はい。flangeDOTSは独自の感圧粘着剤を使った「貼って剥がせる」フランジプロテクターとして設計されています。 粘着面のフィルムを剥がして、フランジ座面のフチに合せて、貼り付けるだけ。 何層にもテープを重ね、座面に合せて円形に切り取る従来のマスキング方法に比べ、工数を大幅に短縮することができます。

flangeDOTSは簡単に外れますか? のり残りはありませんか?

flangeDOTSは、比較的容易に、しかもキレイに剥がれて、粘着剤の糊残りがありません。 従来型のダクトテープなどでのマスキングでは、屋外での長期経過後 剥がしたとき、座面に粘着剤・糊を残し、フランジ表面の溶剤などでの洗浄で工数が かかることがあります。flangeDOTS なら、工数を削減し利益拡大に貢献します。

flangeBUMPERとは?

flangeBUMPERは、軽量でも高い耐衝撃性、そして耐候性を有する複合素材製のフランジプロテクター。閉止フランジに匹敵する保護性能を持ちながら、軽量で安価、しかもサビません。

flangeBUMPERはどのくらいの衝撃に耐えられますか?

flangeBUMPERは、4トンを超える衝撃にも耐え、フランジ面を傷から護ります。

flangeDOTSとflangeBUMPERにロゴを印刷することはできますか?

はい。 お気軽にお問合せください。

違う方法でflangeBUMPERを取り付けられるか?

flangeBUMPERは、さまざまな方法での取り付けが可能で、どれも同レベルの保管性能を発揮します。 P3のmultiNUTSは、理想的な最も確実な取り付け方法ですが、フランジサイズに合わせたボルト・ナットや、結束バンドでの取付けも可能です。

flangeBUMPER + Gasketとは?

flangeBUMPER + Gasketは、P3が開発した独自のプロテクター。 フランジとスプール、機器の内部を一段高い品質で保護します。 対する保護機能を高めるユニークなプロテクタです。flangeBUMPERとflangeDOTS の組み合わせ以上に耐圧性のある方法をお求めの場合は、flangeBUMPER + Gasketをお勧めします。

flangeDOTS + Tagsとは何ですか?

flangeDOTS + Tagsは、取り忘れの事故防止を目的にした製品です。
フランジ面がflangeBUMPERでカバーされた場合など、内側にflangeDOTSが取り付けられていることを、オレンジ色のタグにより外観からも目視で容易に確認できます。フランジの保管中も、このタグでflangeDOTS装着の有無を確認できます。 

flangeMAGSとは?

flangeMAGSは、マグネットで取り付けるタイプのフランジプロテクターです。
フランジの表面にダメージを与えず、スプールと機器を汚れや異物混入から守るのに最適です。
仮合わせ、溶接、検査など フランジカバーを素早く取り外したり取り付けたりする必要がある現場でよく使用されます。

multiNUTSとは?

multiNUTSは、フフランジプロテクターをフランジに取り付けるための画期的な方法です。特許出願中のテーパーナットで、様々なボルト穴にフィットし、1/4″-20のマシンスクリューとの組み合わせで使用します。大・中・小の三つのサイズでほとんどのボルト穴に対応可能、従いナットの在庫品数を大幅に削減し、物流・資材管理を大幅に改善することができます。フランジバンパーは、1/4-20″のマシンスクリュー、フルサイズのボルト、またはその両方に対応できるようご注文いただけます。

RFフランジなどの盛り上がったフランジシール面(ガスケット面)のみをカバーしたい場合はどのように保護すればよいですか?

flangeRING™という商品がございます。flangeDOTS®と同じ材料で作られたリング状の製品です。 平面座(RF)フランジの盛り上がったフランジシール面(ガスケット面)のみをカバーします。これにより、配管スプール、機器などの内部にアクセスすることができます。フランジシール面(ガスケット面)の幅が異なる場合があるのでご注文の際にはフランジのタイプをご指定ください。

groutDAMとは?

groutDAMは、ソールプレート・グラウティング用のクイックモールドで、他の施工方法に比べて格段に少ない労力で、素早くソールプレートをグラウティングすることができます。 groutDAM™をソールプレートの上に滑り込ませ、クランプで固定した後、グラウトを注入することができます。P3のgroutDAM™は、エポキシ系グラウトとセメント系グラウトに対応しています。

flangeBUMPER + GasketとexhaustCOVERSの違いは何ですか?

この2つの製品は非常に似ております。同素材で作られており、同じ機能を持ちますが、サイズと用途が異なります。flangeBUMPERS®+GasketはB16.5とB16.47の規格サイズですが、exhaustCOVERS™はお客様の排気フランジの仕様に合わせて特注で加工製造します。

flangeDOTSは どのような材質のフランジに適用できますか?

P3のflangeDOTS®はすべての材質に使用できます。塩素や発がん性物質を含まない水性粘着剤を使用しており、のり残りもありません。

paddleMAGSとは何ですか?

paddleMAGSは、全面座(RF)フランジのガスケットシール面を保護し、パイプスプールや容器の内部にゴミが入らないようにするために設計されました。耐候性に優れ、取り付け、取り外しが簡単です。左右のタブは、手が挟まれないようにするための安全対策です。また、非常に軽量なため、倉庫での保管も簡単です。また、工程内装置のアライメントを行う際にも、継続的に再利用することができます。

フランジドットが付かなくなったら

flangeDOTがフランジ面に対し十分な粘着効果を発揮しない場合、フランジ面の汚れに原因のある場合が一般的です。まず、フランジ面を清掃することが先決です。錆びたフランジ面にフランジドットを貼ると、やがてフランジドットが剥がれ始め正しく装着することはできません。もう一つの原因は、フランジ面に洗浄した油が残っていることです。アルカリクリーナーなどでフランジ面を洗浄し残留物を除去しないと、flangeDOTは正しく密着されません。

簡単に言うと、フランジ面を清掃してください。以下の写真のようなフランジ面の場合、フランジDOTを塗布する前に、フランジ面のサビを落とし、清掃してください。コーテックの液体錆び落とし剤VpCI-423、水性アルカリクリーナーVpCI-414,VpCI-416の水溶液での清掃はお勧めです。

pipeCOVERSが他社製品より優れている点は?

P3のpipeCOVERSは、従来のパイプキャップのように割れたり裂けたりすることはありません。P3 pipeCOVERSは耐紫外線に優れ、最も過酷な屋外条件下でも何年も使用できます。 第二に、簡単に折りたたんで倉庫に保管できるため、スペースを取りません。最大120インチまで対応可能で、ロゴの特注印刷も可能です。

flangeDOTSのパーツナンバー(品番)の読み方は?

P3-FD-035-04-0の場合

  • “P3 “はPrecision Piping Productsの略です。
  • “FD “は製品タイプ、この場合のFDは当社のflangeDOTS /フランジドッツを表します。
  • “035 “は材料の厚みを1000分の1インチで表しています。 (035は0.9㎜)
  • “04 “はパイプのサイズです。
  • “0 “はパイプの端数を表し、例えば1¼”パイプは1、1½”パイプは2、1¾”パイプは3となっています。

損傷保護

フランジの最適な保管方法は?

フランジの保護は、次のような工程で行います。

  • コーテック VpCI-423を使用してフランジ面のサビを落とします。
  • コーテックVpCI-414または416を使用して、コーテックVpCI-423とサビを拭き上げます。
  • ASME PCC-1の手順でフランジ面に損傷がないか検査します。
  • 倉庫保管の場合は flangeDOT を、屋外の現場の場合は タグつきのflangeDOTを適用します。
  • multiNUTS, ボルト、結束バンドでflangeBUMPERを取り付けます。
フランジの腐食を防ぐには どうしたらいいですか?

flangeDOT+VCIまたはflangeDOT+Tag+VCIを使用してフランジをカバーしたままにしておきます。flange、flangeDOT+Tagの粘着剤には、独自のVCI(気化性防錆剤)が配合されています。その気化性防錆剤は、接触防錆効果と、気化性防錆効果の両方の機能を兼ね備えています。

フランジを保護はどうやればよいですか?

フランジ面は防錆対策が必要です(特に炭素鋼フランジ)。flnageDOTS+VCIは、フランジ面を覆うとともに、粘着剤に腐食抑制剤が配合されています。 塗布タイプの防錆剤が必要な場合、コーテックVpCI-391は長期的な屋内/屋外使用に最適です。 中程度の衝撃保護にはflangeCORR、高い衝撃保護にはflangeBUMPER、いずれもmultiNUTS/ボルト/結束バンドで取り付け可能です。

フランジは可能な限り屋内で保管してください。 屋内保管ができない場合は、地面から4〜6インチ上のパレット・トレイの上にフランジを保管するようにしてください。 腐食を避けるため、木製パレットにフランジを直接置かず、コーテックの防錆フィルム VpCI-126を敷いてからフランジを置きます。溶接時には、flangeDOT+VCIまたはflangeMAGを装着し、加工中にフランジが損傷しないようにします。

私たちはいくつかの目的・用途別の 製品と使い方を以下ご紹介します。

  • 腐食防止
  • 衝撃保護
  • 輸送保護
  • 保管・積載時
  • 溶接保護
スプール配管や機器内部へのゴミの侵入を防ぐには?

異物混入防止の最も単純な対策は、パイプスプール、機器の開口部を閉じておくこと、これに尽きます。

倉庫および敷設エリアへの到着時、建設現場での待機時、設置時、空圧/水圧試験時、および復旧時。 様々なシーンでプロジェクトごとに定められた手順で作業を実施し、そのプロセスを定期的に監査します。 プロセスや手順が守られていない場合、ミーティングでルールの遵守を徹底します。

品質と安全性は密接に関係しています…「最初から正しく」行うことで、再作業を防ぐことができます。 品質が悪いために再作業することは、人々を危険にさらすことになります。

配管スプールや機器を損傷させずに据え付け工事するには?

フランジ付きスプールや機器の接続部を傷つけないためには、衝撃保護が重要です。flangeBUMPER / flangeBUMPER+Gasketは、最も効果的な軽量衝撃保護を提供します。

輸送用の閉止フランジは重いため、装置を設置した後に取り外そうとすると、しばしば損傷が発生します。flangeBUMPER / flangeBUMPER+Gasketは 簡単に取り外すことができ、取り外しの際に吊り金具やクレーンを必要としません。

尚、スプールを持ち上げるためにフランジボルト穴を使用しないでください。ボルト穴を利用してスプールを持ち上げることは、フランジ面のシール面にダメージを与えかねません。

フランジ損傷とは

ASME PCC-1 2013の定義によるフランジの損傷は、P3のグラモフォン検査ツール(GIT)で簡単に測定できます。以下のビデオでは、フランジ損傷の特定方法について説明しています。

配管内部の高圧洗浄の新し方法 でフランジBUMPERを使用するにはどうしたらいいですか?

flangeBUMPERを装着していない状態での高圧洗浄はこんな感じです。これは安全上、非常に危険な状態です。

通常、このような高圧洗浄を行う場合、全方向15フィートの立ち入り禁止区域をロープで囲う必要があります。つまり、安全のためにこの半径15フィート以内では誰も作業してはいけないのです。そこで、flangeBUMPERを使用し、この15フィートの立ち入り禁止区域を3フィートに縮小することができました。

最初に電動ドリルまたはドライバー、batROLL、このサイズのフランジ用小・中multiNUT、そしてflangeBUMPERを用意します。

flangeBUMPERがフランジ面に直接触れないよう、中型のマルチナットを逆向きに取り付け、マルチナットの小さい方をボルト穴に向けて、flangeBUMPERをパイプスプールに固定します。

最後に、flangeBUMPERの上部を batROLLテープでマスキングします。この時、水が抜けるように底に開口部があることを確認してください。高圧で洗浄し 最後にエアコンプレッサーで乾燥させ、内部に水が残らないようにします。これで、パイプの中はきれいになりました。

配管内部の圧縮空気洗浄の flangeBUMPERを使用した新しい方法

flangeBUMPERのない状態では ゴミはバケツに入りきらず、そのまま外に飛び出してしまいます。これは大きな安全上の問題で、通常このような速度で吹き飛ばす場合は、全方向15フィートの立ち入り禁止区域をロープで囲うことが義務付けられています。つまり、安全のためにこの半径15フィート以内では誰も作業してはいけないのです。そこで、flangeBUMPERを使用し、この15フィートの立ち入り禁止区域をわずか3フィートに縮小するができました。

最初に電動ドリルまたはドライバー、batROLL、このサイズのフランジ用小・中multiNUT、そしてflangeBUMPERを用意します。ここでは、パイプスプールの模型と、破片を受けるバケツを用意しました。パイプの内側が汚れているので、エアーで吹き飛ばします。

flangeBUMPERがフランジ面に直接触れないよう、中型のマルチナットを逆向きに取り付け、マルチナットの小さい方をボルト穴に向けて、flangeBUMPERをパイプスプールに固定します。

最後に、flangeBUMPERの上部を batROLLテープでマスキングします。batROLLテープは全周に巻き付けないよう注意し、ゴミが落ちるよう底に開口部があることを確認してください。これで準備完了です。

ブラストや塗装時のフランジを保護するにはどうしたらいいですか?

flangeDOTは ANSI パイプサイズに合わせて切断されるため、トリミング/マスキングは必要ありません。

従来、ブラストと塗装の工程では、フランジ面を覆うためにマスキングテープを重ね貼りし、カッターで切断していました。そのため、マスキングに時間がかかり、作業品質が安定しませんでした。テープを鋭利な器具で円形にカットするのは、指にもフランジ面にもよくありません。ほとんどのマスキングテープの接着剤に含まれる塩化物は、ステンレス鋼製のフランジを損傷する可能性があることを心に留めておいてください。 flangeDOTSの粘着剤は塩化物を含んでいませんので、炭素鋼、ステンレス鋼、P-91、P-11の材料に安全に御使用いただけます。

雨天時のフランジ保護はどうすればいいですか?

当社のpaddleMAGSは、雨天時のフランジを保護するためのシンプルで効果的なソリューションです。このpaddleMAGSは、フランジを保護する磁石タイプ、安全ハンドルが付いているので、取り付けや取り外しが簡単です。

コーテック337の内部噴霧の方法は?

パイプの内側にCORTEC VpCI-337を適量スプレーし、フランジ面にflangeDOTを貼り付けて、気化性防錆成分が内部に留まるようにするだけです。 (当該エアゾールは日本に輸入できておりません。19Lの原液を塗装ガンで噴霧します)

コーテック391はどのように塗布するのですか?
  1. Cortec VpCI-391、刷毛、ボウル(容器)、そして
  2. 正しいパイプサイズと圧力クラスのフランジBUMPER+Gasket そして
  3. multiNUTSとネジ

を用意します。

まず、VpCI-391を混ぜ、ボウルに少量ずつ注ぎます。次に、フランジ面をきれいにし、油分や汚れがないことを確認します。次に、391を手に取り、フランジ面にシート座面の溝に沿って塗布していきます。この製品は水性なので、氷点下では塗布しないでください。

1回目の塗装が完全に乾くとこのようになります。座面の円周に沿うように391の2層目を塗っていきます。環境条件によって、2回目の塗装が必要な場合と不要な場合があります。2回目のコーティングが乾いたら、multiNUTS と ネジを使って、flangeBUMPER+Gasketをフランジに取り付けます。

フランジに付着したワニスの除去と検査方法について教えてください。

コーテックのクリーナーでフランジに付着したワニスを素早く除去し、加工前に検査する方法をご紹介します。

(当該VpCI-414のエアゾールは日本に輸入できておりません。VpCI-414かVpCI416の5%水溶液をウェス・研磨タワシなどで適用します)